【保存版】CDレンタル vs ダウンロード購入。メリット・デメリットとおすすめの選び方

「音楽を楽しみたいけど、CDをレンタルした方がいいのか、それともダウンロード購入が便利なのか分からない…」
そんな疑問を持つ方は多いでしょう。

昔からある CDレンタル はコスパに優れ、幅広い作品に出会えるのが魅力。
一方で、最近主流となった ダウンロード購入 は、スマホやPCで手軽に音楽を楽しめるのが強みです。

さらに近年は、サブスク型の音楽配信サービスも利用者が増えています。

この記事では、CDレンタル・ダウンロードの違いを比較。
それぞれのメリット・デメリットを整理し、あなたに合った音楽の楽しみ方を見つけられるよう解説します。

CDレンタルとダウンロードの違い

最初に、それぞれの内容について解説します。

CDレンタルとは

CDレンタルとは、レンタル店にてCDを一定期間借りて、聴いた後に返却することです。
ただしCDの場合は、個人利用に限定すればPC等に取り込むことが出来ます。そうすることで、データが消えない限り、ずっとレンタルしたCDの音源を楽しむことが出来ます。

近年では、自宅にいながらレンタルできる宅配レンタルサービスも出てきており、より楽にレンタルすることが出来ます。

ダウンロード購入とは

ダウンロード購入とは、iTunesやAmazonなどの音楽配信サイトから、好みの曲を購入し音源はデータとして取得することです。

こちらは音源の購入なので、購入すればずっと音楽を楽しむことが出来ます。

CDレンタルのメリット・デメリット

CDレンタルすることのメリット・デメリットを見ていきます。

メリット

メリットには以下があります。

価格が安い

CDは安い価格でレンタルすることが出来ます。
店舗などによって変わりますが、アルバムは１枚100円～400円ぐらいが相場です。新作の場合は高くなりますが、旧作になると安くなるので、旧作を中心にレンタルする人にとっては、コスパ良く多くの音楽が聴けます。

配信していない曲もレンタルできる

配信サイトでは非常に多くの音楽が配信されています。サイトによっては１億曲以上なんていうサイトもあります。
しかし、中には配信されていないアーティスト・曲があります。

逆にレンタルではほぼすべてのアーティストのCDがレンタルされています。

借りたCDを取り込めば手元に残る

レンタルは借りるだけなので、レンタル期間が過ぎたら返却しないといけません。それだと、ずっと楽しめないな～と不満に思うかもしれません。

CDの場合、個人利用目的であれば音源をPCやCDなどにコピーして手元に置いておくことが出来ます。それなので、一度レンタルしたCDをコピーすれば一生楽しむことが出来ます。

CDのコピーについては以下の記事でも解説しているので、良かったら合わせてみてくださいね。

デメリット

デメリットには以下の点が上げられます。

借りる・返却の手間がある

レンタルと言えば店舗に行って借りてきて、レンタルの期限が終了する前に返却するために再度店舗に行くことになります。
新作になると、１泊２日しかできなかったりするので、レンタルしてすぐ見て翌日にまた店舗に返却しに行くという手間がかかります。

しかし、現在では宅配でCDをレンタルできるサービスも出ています。例えばTSUTAYA DISCASやGEO宅配レンタルは代表的なサービスです。
宅配レンタルは、自宅でレンタル手続きをして、郵送で送られてきたCDを楽しんだ後に近所のポストに返却すればいいだけなので、手間が大幅に削減できます。

それなので、宅配レンタルを利用すれば手間は大幅に削減できるようになっています。

新作は借りづらい／品切れもある

人気のある作品がレンタルされると多くの人が借りるため借りづらくなります。
また人気作でなくてもたまたま他の人に借りられてるため、レンタルできないなんてこともあります。

ダウンロードのメリット・デメリット

ダウンロード購入することのメリット・デメリットを見ていきます。

メリット

まずは、メリットからです。

購入後にすぐ聴ける

インターネットにつながっていれば、いつでもどこでも購入することが出来て、ダウンロードした後はすぐに聴くことが出来ます。

特に最新作でもレンタルみたいに全部借りられていて借りれないなんてこともないので、気になったらすぐに聴きたいって方にはストレスなく利用できます。

１曲単位で購入できる

ダウンロードでは１曲単位で購入することが出来ます。アルバムであっても同じなので、気に入った曲又は気になる曲のみを購入して楽しむことが出来ます。

CDを購入したりレンタルだとアルバム単位かシングルで購入するしかないので、コスパがいいです。

デメリット

次にデメリットを見ていきます。

料金が高め

ダウンロード購入の相場は１曲200円、アルバムだと1枚2000円程とちょっと高めになります。レンタルだとアルバムでも1枚100円～400円程度なので、お財布には優しくありません。

特典が付かない

CDを購入することで様々な特典が付く場合があります。例えば歌詞カードは必ずついているし、限定版などでは写真集やDVD・Blu-rayなどが付いていることがあります。

しかし、ダウンロード購入した時はそういった特典が付属されません。ただ音楽のデータファイルが入手できるのみです。

特典目当てだとがっかりするかもしれません。

データ管理が必要

データで管理するので適切にバックアップなどを取っておかないと、万が一にも音楽データが消えてしまった場合にもう聞くことが出来ません。

CDレンタルとダウンロードを比較

CDレンタルとダウンロードを迷っている方が気になるであろう項目の比較表を作成しました。

	CDレンタル	ダウンロード購入
料金	1枚100円～400円程度 ※キャンペーン時には1枚数十円からでもレンタル可	１曲200円程度 アルバム１枚2000円以上
手軽さ	借りる・返却する手間あり	ネット上ですぐに購入でき、聴くこともできる
曲数・ラインナップ	多い且つ配信にないアーティストも曲もレンタルできる	多い。新曲に強く、ほしい曲のみ買える
音質	CD音質	CD音質 ハイレゾ対応ストアあり
所有権	借りて取り込めば手元に残る	購入すれば半永久的に利用可能

比較表で見ると、どちらが圧倒的に良いというのはありません。利用方法別に使い分けるというのがよさそうです。

CDレンタルとダウンロードどちらがいい？タイプ別のおススメ解説

自分の音楽の聴き方だとどちらがいいんだろうと疑問に感じるのではないでしょうか？
そこで、利用シーン別のおススメを解説します。

コスパ重視・たくさん聴きたい人

こちらは、CDレンタルをお勧めします。

CDレンタルであれば１枚100円～400円ぐらいでレンタルすることが出来るので、少ない費用で多くの音楽を聴くことが出来ます。

中でも自宅にいながらレンタルできる宅配レンタルサービスの利用がお手軽でお勧めです。

新曲をすぐに聴きたい人

こちらは、ダウンロード購入がお勧めです。

レンタルでは新曲を借りたい人が多くいるため、レンタル中になっていてすぐ借りれないことが多いです。また、洋楽はCDの発売から１年はレンタルされないため、かなりの時間を待つことになります。

その点ダウンロードで購入するなら、発売したその日にすぐにダウンロードすることが出来ます。また、ダウンロードした直後から聴くこともできます。

懐かしい曲やサブスクにない曲を探したい人

こちらは、CDレンタルをお勧めします。

サブスク・ネット配信では聴けないアーティスト、曲を聴くためにはCDレンタルをお勧めします。ただし、あまりにもマイナーな作品、昔リリースした作品は店舗に行ってもレンタルしていない場合があります。

そのため、宅配レンタルの利用を特にお勧めします。
宅配レンタルであれば店舗より、昔のアルバム・レアな曲等が扱われています。

1曲だけ欲しい人

こちらは、ダウンロード購入がお勧めです。

アルバムに入ってるあの曲だけ聞きたいってことありますよね。
ダウンロードであればアルバムの中に入っている１曲のみを購入することもできます。

まとめ：CDレンタルとダウンロード購入どちらがいい？

CDレンタルとダウンロード購入どちらが良いかは、音楽の聴き方によって変わります。

CDレンタルが良い人は以下に当てはまる人です。

ダウンロードが良い人は以下に当てはまる人です。

このように、どちらが絶対に優れているとは言えず、ライフスタイルや目的に合わせて選ぶのがベストです。
さらにサブスクも組み合わせれば、より自由に音楽を楽しむことが出来ます。